水彩の基本 水張りって?

水彩は水を多く使うので、描いているうちに紙がたわんできます。

スケッチブックに描いていて、紙がヨレヨレになってしまった・・・というご経験のある方も多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめするのが、水張りです!

■水張りとは?
最初にパネルやベニヤ板に水彩紙を仮貼りしてしまうことです。
水でよく湿らせた水彩紙を、水張りテープを使ってパネル(ベニヤ板)に貼り付けます。

■水張りをすると?
水彩で紙がヨレヨレになるのは、水で湿った紙が伸びてしまうからです。
そこで、最初に紙をめいっぱい水で伸ばし、その状態で固定してしまうのが水張りです。
水張りされた水彩紙はピンと伸びた状態なので、水彩で水を使ってもヨレません。

最初にひと手間かければ、水彩紙のヨレを気にせず描くことができるのです!