水彩の基本 水張り〜平張りの方法(下準備)

平張りの方法です。

今回はアトリエにあったパネルを使って平張りをしてみました。

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<下準備>
木のヤニがでて紙が黄ばむと嫌なので、あらかじめパネルにヤニ止めをしておくことをおすすめします。(必須ではありません。やらない人もいます。)

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1)パネルにシーラーを塗る

刷毛を使い、まず木目に沿って塗った後、さらに直交するように塗ります。

※シーラーはホームセンターで購入できます。(必ず水性のシーラーを選んでください。)

※シーラーは強い液剤なので、刷毛はなるべく安いものを使ってください。使い終わった後は、丁寧にぬるま湯と洗剤で洗いましょう。

2)乾燥
塗った後は、内側まで乾燥するまで時間がかかります。そのまま一晩ほど置いておきます。

翌日、紙やすりを軽くかけて平らにしておきましょう。

■シーラー

膠水やボンド水でも代用可能です。
白いペンキで塗ってしまってもいいかもしれません。(デコボコにならないように気をつけましょう!)

■シナベニヤ

シナベニヤであれば、あまりヤニは出ないと言われています。水張りしたまま長期保存をする予定がなければ、何も塗らなくて大丈夫だと思います。