モランディの展覧会が開催中ですね。
実物を見たかった!という方も多いのでは。
20世紀前半の最高の画家の一人とも呼ばれるジョルジョ・モランディ(1890~1964)は、イタリア・ボローニャの画家です。
絶妙な色彩と構図の静物画で有名ですね。
名声を得ていながらも、旅行や外遊などには無関心で、人生のほとんどの時間を故郷の自宅兼アトリエで過ごしていたとのこと。主にビンや水差しなどの静物をモチーフに、彩度を落とした画面で構成される絵画を描き続けます。
我々からすると非常にストイックにも見える、ひとつものを探求していくその姿勢には学ばされるところも多々あります。
絵の具の質感ひとつひとつにも絵画への愛情が感じられる作品です。
油彩の他に、デューラーのようなハッチングを使った版画も展示されています。
トップ画像の作品が気になった方は、ぜひどうぞ!
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ジョルジョ・モランディ―終わりなき変奏
2016年2月20日(土)―4月10日(日)
@ 東京ステーションギャラリー(東京駅)
■休館日
月曜日(ただし3月21日は開館)、3月22日(火)
■開館時間
10:00 - 18:00
※金曜日は20:00まで開館
※入館は閉館30分前まで
■料金
一般1,100円
高校・大学生900円
中学生以下無料
※20名以上の団体は300円引き
※障がい者手帳等持参の方は100円引き、その介添者1名は無料
■アクセス
東京ステーションギャラリー
東京駅 JR 丸の内北口 改札を出てすぐ(駅直結)