アートがあれば Ⅱ ─ 9人のコレクターによる個人コレクションの場合 @東京オペラシティ アートギャラリー

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9人のコレクターが実際に集めたコレクションの展覧会第二弾です。

普段、美術館で見るものは学芸員によって選別された作品です。学芸員や評論家による学術的な物差しではとらえられない、現場的なアートの姿が見えてくるかもしれません。
実際にお金を払って購入するコレクターが欲しいと思うのは、どのような作品なのでしょうか。より身近にアートを感じる機会となりそうです。

「絵は見るもの」が常識の日本で、「絵は買うもの」という価値観を広めてくれそうな、面白い企画ですね。

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小出ナオキ ※公式ページより転載

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アートがあれば Ⅱ ─ 9人のコレクターによる個人コレクションの場合

2013年7月13日(土)~2013年9月23日(月)
東京オペラシティ アートギャラリー

11:00 -19:00
(金・土は20:00まで。最終入場は閉館30分前)

■休館日
月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、8月4日

■アクセス
京王新線 初台駅 東口すぐ(直結)
東京オペラシティビル 3F

公式ページは▼こちら

プレイバック・アーティスト・トーク Playback Artist Talks (東京国立近代美術館)

画家が、自身の作品についてや、制作しながら考えていたことなどを語った各15分程度の映像とともに、作品を鑑賞するという展覧会です。
12名の画家は、一定の評価を受けた有名どころが集まっています。いろいろなメディアが混在するなかで、活躍中の「画家」をピックアップしてくれる展覧会は少ないですね。
同時代の画家の生の声を聞けるという意味で、非常に面白そうです。

【作家12名】
秋岡美帆
岡村桂三郎
児玉靖枝
小林正人
鈴木省三
辰野登恵子
堂本右美
中川佳宣
長沢秀之
日高理恵子
丸山直文
山口啓介

20130617-134534.jpg辰野登恵子《Untitled 95-9》1995年 

プレイバック・アーティスト・トーク
Playback Artist Talks

2013年6月14日(金)~8月4日(日)
@東京国立近代美術館 企画展ギャラリー

10:00-17:00 (金曜日は10:00-20:00)
※入館は閉館30分前まで

休館 月曜日(7月15日は開館し翌16日を休館とする)

観覧料
一般 650円
大学生 350円

展覧会公式HPは▼こちら

■講演会
三名ともご活躍されているキュレーターの方なので、講演会もとてもおすすめです。お時間が合う方はぜひどうぞ。

天野一夫(豊田市美術館チーフキュレーター)
日程: 2013年7月6日(土)
時間: 14:00-15:30

谷新(宇都宮美術館館長)
日程: 2013年7月20日(土)
時間: 14:00-15:30

建畠晢(京都市立芸術大学学長)
日程: 2013年7月27日(土)
時間: 14:00-15:30

*いずれも、東京国立近代美術館 講堂(地下1階)にて
*申込不要、聴講無料(先着150名)

20130617-134428.jpg堂本右美 《Kanashi-11》 2004年

アントニオ・ロペス展

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スペインのリアリズムの巨匠、アントニオ・ロペスの展覧会が渋谷にて開催中です。
現代において世界的に通用するリアリズムとはどのようなものなのか、写真では代替不可能なリアリズムとは何なのかを考えるきっかけとなりそうです。

上の写真は、紙に鉛筆で描かれた作品です。誰でも簡単に手にできる材料ですね。
油彩、鉛筆素描ともその卓抜した技巧にいろいろなヒントが隠されていそうです。
ご興味のある方は、素材や描き方など、じーっと目を凝らして見て来てください。巨匠から何かを盗み取れるかもしれません!

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アントニオ・ロペス展
Bunkamuraザ・ミュージアム

2013年04月27日 ~ 2013年06月16日
会期中無休
10:00-19:00
金曜日、土曜日は21:00閉館

入場料
一般1400円
大高生1000円
中小学生700円

アクセス
渋谷駅より徒歩8分程度
東急本店よこ
〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1

美術館HP