5月はジュニアクラスの新学期です。デッサン・静物着彩という基礎的な課題を行いました。まずはデッサン課題「手を描く」です。
【デッサン〜手を描く】
デッサンの経験があるメンバーだったので、今回は難易度高の「手」に挑戦しました。
いつも見慣れているものだからこそ、少し違うと変な感じが目立ちます。また、色と明暗の変化も微妙なモチーフなので、丁寧な観察と鉛筆のタッチが重要になってくるモチーフです。
順番に端から指を描いて行くと、「あれ、隙間が開いちゃった」「指が1本多くなってしまった」となるので、全体の大まかな形を取ってから指を描いてね、と伝えます。
全体として、手らしさの伝わるバランスのよいデッサンとなりました。
※手で表現したイメージを、右下にタイトルとして書いています。
全体的に薄塗りではありますが、指の折れ目のしわや、手首の微妙な光の変化をとても丁寧に追っています!
独特の柔らかな輪郭線が魅力的です!手の繊細な肉感が伝わって来ますね。
手の形のイメージから、運動会という具体的な情景をイメージしています。どーんと大きく画面に配置した構図が、運動会のイメージに臨場感を出していますね!
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利き手で鉛筆を動かしながら、もう片方の手だけで描いています。
みんな集中して、完成まで描ききってくれました!