動物塑像/層で描く絵画

■■ (1)動物塑像 ■■

2月~3月は「夢の動物」というテーマで塑像の課題です。

・動きのあるモチーフにすること
・実際の動物に、自分なりのアレンジを加えること

という制約のもと、針金から制作してもらっています!

動きをつけると、バランスが取りづらくなり、どうしても倒れたり折れたりしてしまいがちです。悪戦苦闘しながらも、針金→粘土→着彩と3段階の工程を経て完成しました。
全体として、軽やかな発想とともに、のびやかな動きのある作品となってくれました!

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湖の中にある小島と樹を台座にして、白鳥のような虹色の鳥が飛び立つところをイメージした作品です。台座を樹にしたのが柔軟な発想ですね。イエローから紫にかけての変化と、湖の深いブルーが美しいです!

 

 

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シマウマなど縦の縞模様はよくありますが、横縞とはおしゃれです。下を向いて水を飲むところがダイナミックに表現されています。顔を見るためには、下から覗きこまなくてはならないのが立体らしい、面白い工夫です!

 

 

■■ (2)層で描く絵画 ■■

続いては2月前半の自由画作品です。

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今回は、下書きをしないで描いてもらいました。まず背景から色を乗せて、画面にある模様から何かを連想して描き進めていきます。塗り絵のように塗り分けるのではなく、層で描いていくことを体感する目的です。

 

 

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「バイバイ」 水性絵の具、四つ切画用紙

青い背景と、中央の茶色の形からスタートし、小島を連想して描かれました。渦巻きは四国の鳴門海峡からのイメージとのこと!噴火に慌てる人物に、すいすいと泳ぐことのできるクジラがバイバイと声をかけています。

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今課題では、その場その場で連想して絵を作っていくことを体感してもらいました。下書きがないため、画面全体に予測のつかないような勢いが生まれましたね!