今週は、いつも人物を描いている S.Sakai さんの作品をご紹介したいと思います。
まずはアトリエに持ってきてくれたスケッチブックのスケッチ、俳優シリーズ4点です!

振り向いたななめ横からの長瀬さんです。きりりとした目元が渋くてかっこいいです。いつ見ても2枚目です。

昨年大ブレイクした俳優さんです!
旬の顔を見つけるとなぜか嬉しいものです。

この人の出るドラマはどれも面白い気がします!
これはトリックの時の顔だという声がありました。ドラマ・映画の役柄別で描いてもらいたい人物です。

唯一の女優さんです。女性の顔だとまたちょっと違う印象です。
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「長瀬智也、堺雅人、阿部寛、堀北真希」 S.Sakai さん / SMサイズ(F4より小さい)
〈作者コメント〉 人に喜んでもらえる絵を描きたいと思って、似顔絵を描きだしました。
まずは、ぴあや、ビッグコミックの表紙にならって、俳優さんの顔を描いてみました。正面から描いた阿部寛が、一番難しかったです。いつか、他人の顔がすらすら描けるようになりたいです。
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「なかなか面白い!」 と思いませんか?
テレビで見慣れた人たちをこうして並べて見てみると、顔を絵にするって面白いな~ と、改めて実感させられます。
写真は本人とイコールであるのに対して、絵はまったく同じにはならないので、「どうして同じように見えるのか?」と、ついじーっくりと見てしまいます。人柄(役柄?)というか、「私たちが思っているこの人」という写真では見えない部分が目に入ってくるような気がします。
写真を使ってもっとリアルに描くこともできますが、こういう絵はまったく同じではつまらない。現実とのちょっとした振れ幅が面白い絵だと思います。
とはいえ、いざやってみると、ここまで似せて描くのは本当に大変だと思います。
うまく描けても、なかなか本人に似てくれません。
今後のS.Sakai さんの展開が楽しみです。
絵の具に移行しても、ぜひ続けていって欲しい人物スケッチです。