タブノキ 夏の動物園 ~Part.1

タブノキ 夏の動物園 ~Part.1

夏は動物園に行きたくなります!
皆さんの制作の合間を縫って、タイミングの合った方に、好きな画材で動物をモチーフに描いてもらいました。
できるだけ2つ以上の画材を組み合わせた表現で、短時間で仕上げる、どちらかというとドローイングに近い作品たちをご紹介いたします!

(作品サイズ:各38×27cm程度)

 

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「キツネザル」
小島史子さん  水彩、色鉛筆/紙

 

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「りす」
小島史子さん  アクリル、クレヨン/紙

 

 

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「Tiger」
塩谷佐弥さん  アクリルガッシュ、コンテ/紙

 

 

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「遠く」
四辻秋桜さん  色鉛筆、マーカー/紙

 

 

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「かば」
菊地久仁子さん  水彩、ペン、クレヨン/紙

 

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「しまうま」
菊地久仁子さん  水彩、ペン、クレヨン/紙

 

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絵の具やマーカーの「塗り」に対して、クレヨンや色鉛筆による「線」的な要素が加わり、絵の具だけで構成する画面とは一味違った面白さがありますね!

part.2も続けてどうぞ!

タブノキ 夏の動物園 ~Part.2

タブノキ 夏の動物園 ~Part.2

引き続き、タイミングが合った方々にお願いした動物作品をご紹介いたします!

 

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「マン と  ヒヒ」
勝田伸治さん  アクリル、クレヨン/紙

 

 

 

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「写真模写-ミミズク」
柿嶋圭子さん  鉛筆/紙

 

 

 

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「鹿の親子」
高木一文さん  水彩、色鉛筆/紙

 

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「鷲」
高木一文さん  水彩/紙

 

 

 

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「ゴリラ」
杉江隆さん  アクリル、色鉛筆/紙

 

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「しまうま」
杉江隆さん  アクリル、鉛筆/紙

 

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作者の個性と画材の個性の違いによって、魅力的な作品集になったと思います!

動物の違いはもちろんですが、画材や描き方の変化で、こうも違うものかと、あらためて絵の表現の幅広さに驚かされます。
アクリル絵の具の即興的な強いタッチや重ね塗りの透明感、水彩の柔らかな水の表情、そして時間をかけて描き込まれた鉛筆描写など、各画材それぞれの良さが輝いてくれたのではないでしょうか。

 

9月にpart.3を掲載する予定です。

ぜひぜひお楽しみに!!

 

静物 (油彩、オイルパステル)

今週は菊地久仁子さんの油彩画をご紹介します!

まずは、これまで主にアクリルやクレヨンを使って描いてきた菊地さんが、初めて取り組んだ油彩です。なんとお父様が使っていた油彩道具を持ってきてくれました。親子で絵の具を共有できるなんて羨ましいですね。

 

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「静物」 菊地 久仁子さん  F6(キャンバス、油彩・オイルパステル)

〈作者コメント〉 初めて油彩に挑戦しました。
ビンの透明な所や、石とザクロの立体感がうまく表現できないので苦労しました。
背景の色が気に入っています。
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オイルパステルと油彩の併用で描かれています。オイルパステルの上からさらに油絵の具を重ねているので、ざらざらしたパステルと、もってりした油絵の具の異なる質感が効果的に働いています。また、背景の薄桃色の後ろから見え隠れする寒色が、画面全体をうまく引き立てています。

ただ単純に模倣していくのではなく、絵具感や色彩の方に目が届くところなど、初めての油絵なのにさすが、という感じです。ビンと背景の関係もうまくおさまっていて、軽やかで明るい絵に仕上がっています!