『Twelve Animals展』~作品紹介4

作品紹介は1~5まで続きます!

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左『Inoshishigata Jomon Figure』、 右『Chagu Chagu Umakko』  勝田さん

左は猪型の縄文土器、右は岩手県のお祭り「チャグチャグ馬コ」がモチーフとなっています。それぞれ、ブルーとオレンジの補色同士で、高彩度の背景と、低彩度の動物の色彩の組み合わせが絶妙でした!動物のフォルムは、「かたちのおもしろさ」について考えさせられる作品でした。

 

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『彩霧に潜む』 髙木さん

霧の向こうに遠くイノシシが見え隠れしています。オレンジは手前に見えたり、濃いグレーは奥に見えたり、画面に漂う四角形同士の作る奥行きと、はっきりと白く浮き出るように描かれた牙との関係が作る空間が印象に残ります。彩どりのある霧、という発想が魅力的でした!

 

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左右ともに 『寂しくなった私は羊を創ることにした。』  渡邊さん

どきりとするタイトルに、心惹かれた方も多いのでは!不思議な色彩の絵とコラージュは、連続する時間軸内にあるようでありつつ、それぞれが単体で成立しているようにも見えます。同じ主題を2つのアプローチで扱うことで、より多角的に詩的な心象世界が表現されていました!

 

 

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だんだん紹介文が長くなってしまいました・・・。

大人の作品は以上です!

最後の作品紹介5ではジュニアクラス作品をご紹介いたします。