タブノキ 秋の動物園 ~Part.1

タブノキ 秋の動物園 ~Part.1

夏に第1弾、2弾をご紹介した動物シリーズの続きです!
朝と夜はがらりと涼しくなり、秋の気配もだいぶ近づいてきましたね。

今回も、クーピーからアクリルガッシュ、水彩絵の具まで、幅広い画材で描かれた作品たちが集まりました!
(各作品サイズ: 38㎝×27㎝程度)

 

datyou
「わらわら」
クーピー、紙 / 小幡 美紗さん

 

 

zou
「ぞうさんとこぞう」
クーピー、紙 / 小幡 美紗さん

 

 

 

ushi
「茶色い牛」
アクリルガッシュ、紙 / 菊地 久仁子さん

 

 

inko
「虹色のオウム」
アクリルガッシュ・水彩、紙 / 菊地 久仁子さん

 

 

 

saru
「あつまれ~」
色鉛筆、紙 / 四辻 秋桜さん

 

 

 

tanuki
「見つめるたぬき」
水彩色鉛筆・アクリル、紙 / 藤本 泉さん

 

 

kuzyaku
「夢」
水彩色鉛筆、紙 / 藤本 泉さん

 

 

どの作品も、それぞれの魅力が光っていますね!
薄塗りから厚塗り、線、余白と、個性豊かで見ごたえのある7作品となりました。

時間をかけて絵具層が重ねられた絵も良いですが、短時間で仕上げたドローイングは、タブローにはない新鮮さと勢いがあり、制作についての新しい発見があるのではないでしょうか。

よりフレッシュな気分で描けるという面では、モチーフに対する印象や想いが表現されやすいような気もします!

最終回となる第4弾は、10月頃に公開予定です!

レンガ、電球、パプリカ / デッサン

久しぶりの更新です!

今週は小幡さんの3作目のデッサンをご紹介したいと思います!
 

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「レンガ、電球、パプリカ 」 小幡 美紗さん 380×540mm (紙、鉛筆)

〈作者コメント〉 物の表面の質感の違いを描きわけるのが難しく 、 そして楽しかったです。

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初めて挑戦した複数モチーフのデッサンですが、まとまりのある素敵な作品に完成しました!

時間をかけてひとつひとつのモチーフを丁寧に仕上げていますが、全体に同時に手を入れながら進めているので、全体のバランスが良く、3つのモチーフにつながりがあるのがとても良いと思います。

レンガに落ちる影と、向こう側からの光をしっかりと観察して描いているおかげで、電球とレンガの間の空間が見えてきますね。

レンガのずっしりとした感じや、電球の硬質な質感もよく表現できていると思います。
パプリカのつるっとした質感がなかなか出ず苦心していましたが、繊細に観察しながら手が入っているので、気持ちを込めて大切に描いたような印象を受けるデッサンとなりました。
 
これからもぜひ、この雰囲気を大事にしながら、絵を楽しんで描いていって欲しいです!