最後はジュニアクラスの作品紹介です!
今年もジュニアクラス作品は大好評でした。
ジュニアでは、各自で好きな動物を選んでいます。低学年の子は1.5回ほどで早めに仕上げ、高学年の子は1枚の作品にじっくりと取り組みました。
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『みどりにつつまれたねずみ』 Tくん(1年生)
大胆におかれた絵具が気持ち良い作品です。3色の透明水彩を混色して作ってもらいましたが、深い緑の色味が複雑できれいですね。ネズミの大きな瞳も愛らしいです!よく見ると、左下にはイモムシがいますよ~!
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『しずかなペンギン』 Oちゃん(2年生)
氷の上にペンギンの親子がいますが、氷にヒビが入っていて、今にも割れそうでどきどきの場面です・・・!ペンギンのフォルムを、丁寧によく観察してくれました。ふんわりと置かれた柔らかなオレンジがとても優しげで、暖かな作品ですね!
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『シャボン玉の中の馬』 Hくん(5年生)
丁寧な馬の描写に、シャボン玉の淡い色彩、そして鉛筆で描かれた雲の馬のライン。小さな画面に、メリハリのある要素が重層的に詰め込まれた、密度の高い作品です。シャボン玉の中の馬は、空を駆ける雲の馬を想っているのか、それとも・・・・?!
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『水晶の守り神』 Rちゃん(6年生)
果敢にも「龍」に挑戦してくれました!北斎の龍図を参考にしながら描きましたが、中心には大きな水晶を置き、空に浮かぶ城も加え、北斎も顔負け(?!)の想像力豊かな作品になりました!龍は口から炎を吐いています。
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『十五夜ウサギ』 Mちゃん(6年生)
縁側につき立てのお餅を置き満月を見ていたら、庭のススキの茂みを、月から飛び出てきたウサギが横切って・・・。見たことがないはずなのに、共通認識になっているような、そんな面白い作品です。実際には縁側のある家も、ススキも、お餅もないことが多いと思われますので、中秋の名月の日は、この作品を見て満足しましょう!
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2017年11月25日・26日に開催のタブノキ小作品展『Twelve Animals』の報告は以上で終了となります。十二支の展覧会、皆さまいかがでしたでしょうか。
今年も残りあと数日ですね。
フレッシュな気持ちで年越しを迎えるべく、アトリエでは明日、年末恒例の大掃除を行います!
それでは皆様、どうぞよいお年をお迎えください。